最初の一本こそ、確かなものを選ぼう

エギングロッドの選び方

エギングロッド

釣具屋に行くと、入門用としてロッドとリール、エギまでがセットになったものが五千円前後で売られていますが、お勧めしません。
初心者でも、いや初心者だからこそ、最初の一本はトップメーカーの製品をお勧めします。

ダイワやシマノのようなトップメーカーの製品は、格安品に比べて
・ 性能が良く、トラブルが少ない。
・ 性能に対して割安である。
・ 耐久性に優れており、長持ちする。

釣りにおいて、トラブルが少ないというのは重要なポイントです。時合い(じあい。魚が食欲旺盛になる時間帯のこと。)の最中に釣り糸が絡んだりして対処に時間をとられると、せっかくのチャンスを逃してしまいます。

初心者用のモデルなら、トップメーカー製でもそれほど高くはありません。格安品+3,000円ぐらいから購入できます。

また造りがしっかりしているので、長持ちします。
私が最初に買ったエギングロッドとリールは、シマノ製のエントリーモデルですが、どちらも10年以上たった今でも現役で活用しています。
小学5年生の時に父に買ってもらったルアーロッドも30年以上現役だったりします。
少々費用をかけても十分に元は取れるでしょう。

最初の一本を選ぶポイント

いくつかエギングロッドを選ぶ上でのポイントがあります。


・ エギング専用ロッドであること。

多くの釣りではナイロン製の釣り糸を使うことが多いです。しかしエギングではPEラインというナイロン糸に比べて絡まりやすい釣り糸を使います。エギング専用ロッドはPEラインを扱いやすいように工夫されているので、そのようなトラブルがほとんど防げます。

また「エギング専用」とありますが、これは他の魚釣りにも使えます。
カサゴやクエなどの根魚、キス、チヌ、カマス、マゴチ、タチウオ、スズキ、サバ、マダコなども釣れます。


・ 全長が長めであること。

ロッド全体の長さが長い方がエギを遠くまで飛ばせます。釣り場で広い範囲を探れるので、烏賊と遭遇するチャンスが増えます。


・ 竿先が柔らかめであること。

竿先の柔らかさには、エギングロッドの場合、柔らかい方からML(ミディアムライト)→M(ミディアム)→MH(ミディアムヘビー)と種類があります。
初心者の場合、エギのわずかな動きにも竿先が反応しやすい、柔らかめのロッドの方がチャンスを逃さず釣りやすいです。


・ アウトガイドであること。

烏賊を釣る仕掛けを作るとき、釣り糸を手元のリールから竿先まで通して、その釣り糸の先にエギをつけます。
このリールから竿先まで釣り糸を通す方式には、アウトガイド方式とインターライン方式の2種類あります。

アウトガイド方式は、ロッドの外側に付けられた数個のリングの中に釣り糸を通します。リールに巻かれた釣り糸が出て行くとき、こすれて摩擦抵抗を受けるのはこの数個のリングからのみです。

これに対し、インターライン方式は、ロッドの内側、芯に当たる部分に空けられた手元から竿先までの穴の中を通します。リールに巻かれた釣り糸が出て行くとき、このトンネルの壁全部から摩擦抵抗を受けることになります。

よって、摩擦の少ないアウトガイド方式の方がエギがよく飛びます。個人的にインターライン方式はお勧めしません。(実は一本買ってしまって持っているのですが、使っていません。)


・ できるだけ軽いこと。

生餌を投げ込んで魚が食いつくのを待つ釣りとは違い、エギングはロッドとリールを操り続けます。したがって、ロッドとリールは軽いほど負担が少なく、長時間釣りをしても疲れません。

お勧めエギングロッド

高いものは5万円を超えるエギングロッド。
その中からダイワとシマノの低価格帯のロッドはこれらです。
(シマノは一万円未満のエギングロッドがなくなってしまいました。)
各シリーズから、エギの飛距離が出るアウトガイド方式の長めで、柔らかいものを挙げています。

メーカー ダイワ シマノ ダイワ
品名
リバティクラブ エギング 862M

セフィアBB S806ML

エメラルダス 86ML
参考価格 \7,404 \13,419 \14,161
全長(cm) 260 259 259
仕舞(cm) 135 133 134
自重(g) 140 93 120
エギ(号) 2.5-3.5 2.0-3.5 2.0-3.5
PE(号) 0.6-1.2 0.4-0.8 0.5-1.0

最も安いのはダイワのリバティクラブ エギング 862M
ただ140gと重めです。片手で持って振り続けることを考えると結構な負担になります。
また硬さもM(ミディアム)と、他の2本に比べて固めなのも残念です。

シマノのセフィアBB S806MLは、他に比べて93gと圧倒的に軽い。これは大きなメリットです。
硬さもML(ミディアムライト)と柔らかく、烏賊の反応をとらえやすいですね。

3本の中で最も高価なダイワのエメラルダス 86ML
硬さはML(ミディアムライト)と柔らかいのですが自重が120gで、セフィアBBを見た後だとかすんでしまいます。

エギングロッドは、よほど乱暴に扱って折ったりしなければ、5年、10年と保ちます。
それを考慮して最初の一本を選んでみてください。